シルクフライラインの特徴

構造的な特徴

テレンツィオ・シルクフライラインは、他社製品のように、ラインの外側を樹脂・プラスチックでカバーするようなことはしておりません。従って、純粋なシルクでの釣りが楽しめます。また、ラインの浮力も優れています。これは製法の違いから生まれる特徴です。 一般的な製法では、機械でラインを真空にして内部の空気を除去し、オイルにつけますが、Terenzio シルクフライラインは逆の発想で、空気をできるだけ多くラインの内部に閉じこめておくためにオイルを使用します。

使用時の特徴

Terenzio シルクフライラインは長時間の使用後、ラインが濡れて重くなった状態でも水中に沈むことなく、水面より少し下になる程度で、優れた浮力を保つことができます。ラインが水面を離れるときの抵抗はPVCラインと比較しても小さく、ラインの取り扱いが容易だと言えます。また、ノイズが小さいのも特徴です。

メンテナンス時の特徴

シルクラインはメンテナンスが面倒だと思われがちですが、テレンツィオのラインは見た目ほどデリケートではありません。 乾燥とグリーシングを行うだけです。ダブルテーパーなら、ローテーションさせることで長持ちさせることができます。