ミスター・ハラの記憶 リールの歴史
竹中 由浩著
60年代から80年代の日本製品伸長期に、ゼブコ、アブ・ガルシア、ルー・チルドレ、シマノ、オリムピックなどのリールの開発・製造に係わった技術者「ミスター・ハラ」が、日本にリール工業が芽生え、世界を制するまでの30年を語る。この間の主要生産品だった小型スピニングリールを中心に、歴史のみならず日本のリールを形成した環境や背景、さらにはデザインをも考察する。
■ 第二次大戦後の混乱から
■ リール工業の発生
■ リール形式の変遷(1) 1960年代
■ リール形式の変遷(2) 1970年代
■ リール形式の変遷(3) 1980年代
■ スピニングリール史の焦点(1) 環境について
■ スピニングリール史の焦点(2) 技術的にみて
■ スピニングリール史の焦点(3) カメラと私
■ スピニングリールの外縁(1) ベイトとスピンキャスト
■ スピニングリールの外縁(2) スピニング屋たち
■ スピニングリールの外縁(3) 客と製造屋の間に
■ スピニングリールの外縁(4) 外国ブランドたち
■ 作る人、売る人、使う人のあいだに
■ 外観デザイン(1) シマノの伝統
■ 外観デザイン(2) スピニングの特質
モノクロ印刷
サイズ:127x188mm(単行本サイズ)