スピナーの理想形を追求
スピナーの最大の欠点は、ボディやシャフトの回転に伴う糸ヨレである。この欠点を解消するために、このスピナーのボディはスピナーの持つアピール力を高めながらもボディの回転を抑えるように設計されている。三つの平面で構成された非対称偏平ボディは、水中での安定性を優先して設計されており、その高い安定力でブレイド回転の摩擦によって生じるボディやシャフトの回転運動を抑え、糸ヨレを軽減している。シャフトはボディにインサート成形され一体化しているため、「ボディは回らないが、シャフトだけ回転してしまう」などということも無い。ボディ表面は倒れた小魚のようにデザイン処理されており、見た目でもフィッシュイーター達の本能を刺激する。また、平面で構成されているためフラッシング力も強く、ブレイドのフラッシングとは違うタイミングや角度で反射を発生し、アピール力を高めてくれる。