ぎりぎり=スローフローティングが成し得る 新コンセプトフローティングミノー
シンキング系ルアー(ミノー、スプーン、スピナー等)では攻略しにくい状況での切り札となる新たなスローフローティングミノー。 水深が浅い、渇水河川、ボサ下へのドリフト、クロスからの複数ポイントの連続攻略、ダウンで 流れに乗せ静かに長く探るステルスサーチ等の使い方で威力を発揮します。 表層付近のレンジにおいてしっかりと水を噛みながらヨタヨタとゆっくり泳いで渓魚を誘う性能はスローフローティングならではのもの。 タングステンウェイトの重心移動機構搭載によりブレのない大きな飛距離を実現。
特徴
1.浮上限界ぎりぎり=スローフローティングの持続性釣力 - ひと言で言えば“長い時間、水中に絡んでいられる”ということ。
- 止水でのテストでは、F‐セレクト51の浮上スピードは約3~4㎝/秒(4lb.ナイロン)、64はフロロリーダーの使用設定(6lb.フロロ×1m)で約5~6㎝/秒(注: 水温、パーツ重量公差、塗装被膜の厚さ差異などにより、浮上スピードがテスト数値と異なる場合があります。スプリットリング、スナップ等での調整をお願い致します)。
- 例えばF‐セレクト51をリーリングで60㎝まで潜らせ、フリードリフト(ノーアクションで岸と平行に流す)させる。ルアーが水面に浮上するまでどれくらいの距離を水中に絡んでいられるか? 深度60㎝÷浮上スピード3~4㎝/秒=20~15秒なので、流速が60㎝/秒ならば12~9m、流速が30㎝/秒ならば6~4.5m(60or30cm×20~15秒)のドリフトが可能ということ。この距離は今までにない持続性釣力といえる。若干のわずかなシェイク、ダイブを織り交ぜれば水中でのドリフト距離はさらに伸ばせる。
2.移動距離の少ない、微入力で生命感あふれる釣力を引き出すボディーデザイン a.フラットトップ
即ダイブ&スイムさせられるようにポーズ時はややヘッドダウン姿勢。頭頂部を平面化することでリップとしての機能を持たせることにより、生命感を与える為のロッドによるシェイク等のアクション付けも移動距離の少ない微入力で済むので、ほぼ岸と平行に攻略することが可能になる。b.カットショルダー
肩の部分の浮力と抵抗を落とす為にショルダー部を削ぎ落した。移動距離の少ない微入力でローリング開始が早くなりアピールが増す。サイドシェイプのスリム化にも貢献。c.フラットサイド
ボディーの側面を極力平面化することで「カットショルダー」との相乗効果を得られる。 微入力でも“キラッ!”とヒラ打ち。わずかな“ユラメキ”も逃さない生命感を与えられる。F‐セレクトだから出来る攻略イメージ
1.渇水時、浅い河川
シンキング系ルアーでのフォール、ドリフトなどではすぐ根掛かりしてしまう。それを避けるために水面をなぞるような早い釣りしか出来ずバイトが得られない。
【F‐セレクト対応】わずかなテンションで水面下へ。一度水中に入ってしまえば、アップなら流れにほぼ同調させてのアクション、クロスならばドリフト&シェイク、ダウンであれば逆引き&ステイアピール、あるいは微速浮上ドリフト、という具合にそのまま流れに長い時間(距離)絡んで渓魚を誘惑。ぎりぎり=スローフローティングだから自然なバイトを引き出せる。根掛かりも激減。
2.対岸のボサ、オーバーハングした枝下ゾーン、連続した沈み石など
渓魚が必ずついていそうなポイント。シンキング系ルアーをキャスト、フォール、アクション。根掛かりを警戒して沈ませ過ぎないようにロッド操作を加えるたびにルアーはポイント(岸)から離れてしまう。それを避けるためにドリフトなどである程度の距離は稼げるが、下手をすると根掛かりしてしまう。そうなればそのポイントは終わりだ。初めてのフィールドならばそのポイントのボトムまでは把握していないのでなおさらだ。
【F‐セレクト対応】キャスト後、すばやいリーリングで水面下へ。岸と平行な微速浮上ドリフト中にシェイク(ダイブ)等を加えることで浮上をコントロール。移動距離の少ない微入力で行えるので対岸から離れない平行に近いアピールをし続けられる。中層を探るイメージで行うことで根掛かりのリスクを激減させ、バイトチャンスを逃さない。ボトムを把握していない初めてのフィールドでも根掛かりを恐れずに、果敢な攻めが出来る。
3.葦や枝がトンネル状でキャストの出来ない細流
ピッチングなどで狙いたくても上、横のスペースが無くキャストが出来ない。シンキング系ルアーをダウンで流し込もうとしても短い距離で沈んでしまい、すぐ根掛かりしてしまう。
【F‐セレクト対応】ダウンで流れに乗せて(浮かばせて)長い距離をアングラーの気配を消して送り込む。アクション、ステイアピール、逆引き、微速浮上ドリフト、などを組み合わせてネチネチアピールするステルスサーチで探る。人が攻めにくいので思いもよらない大物との遭遇が期待できる。
4.追尾はさせられるが、喰わせきれない
アクションストップするとシンキングなのでルアーが着底してしまうカケ上がりのところまでは追尾させられるが、次の一手を繰り出す水深が無いため渓魚がUターンしてしまう。
【F‐セレクト対応】上記の次の一手を繰り出す水深が無いため渓魚がUターンしてしまうカケ上がりのところでアクションストップ、浮上限界ぎりぎり=スローフローティングの微速浮上で渓魚にバイトを決断させる。
関連動画
- ひと言で言えば“長い時間、水中に絡んでいられる”ということ。