天然アワビの輝きがトラウトを魅了する
ヘビーシンキングの威力を世に見せしめたD-コンタクト誕生から10年目となる2013年。D-コンタクトがさらなる力を手に入れました。 ヘビーシンキングだからこそトレースできるレンジ。そこに天然アワビの輝きが送り込まれる。ヘビーシンキングだからこそ出せる激しい動きとあいまって、その威力はトラウト達に絶大なものとなります。 通常のD-コンタクトを超えるD-コンタクト、D-コンタクトアワビ。スレっからしの渓魚達にとって大きな脅威となること間違いありません。
D-CONTACTの特徴と底力
1. 微速領域に移行する慣性スライド
これは通常のフローティング、シンキングミノーにはない世界。 既存のミノーの場合、トゥイッチなどで 動→止→動→止 を繰り返します。「止」の時に浮力(シンキングでも姿勢を立て直す浮力がある)で姿勢を立て直そうとし、前には進まず、結果として「止まる」ことになります。 D-CONTACTはその自重ゆえ、慣性の法則で姿勢を立て直そうとしながらもねじれ進みます。これが慣性スライドです。その後微速領域に移行します。
動→慣性スライド→動→慣性スライド の連続の中、魚は「動」で誘われ、スピードの緩んだ、しかし動きのある慣性スライドから微速領域の時をバイトチャンスとして認識します。 これは鳥・獣が獲物を捕らえる時を見ても同様のものが感じられます。
2. クロス・ダウンでのトゥイッチでも飛び出さない
川を釣り上がっていくスタイルにおいては、ダウンクロス・ダウンキャストの使用頻度は10%を切るものの、必ず何ヶ所かにおいてはその必要に迫られる場面があります。 D-CONTACTはアップストリームキャストを多用し、トゥイッチングによるヒラ打ち、ダート、ジャーキングでのくねる様なスライドアクションを演出し、釣る為のミノーとして開発しました。しかしその際、アップストリームキャストのみに重点を置いたミノーではフィールド実感のないものとなってしまいます。 シンキングミノーはその性質から逆引きトゥイッチなどに弱点がありましたが、D-CONTACTはアップ、クロス、ダウンに至るまでそのポテンシャルは不変。ダウン時にフローティングに替える手間は、もう要りません。
3. レンジコントロールが出来る
自重がかなりあるため、フォーリングスピードが速く、深場も狙えます。リトリーブ、またトゥイッチとトゥイッチの間隔の取り方、さらにロッドティップの位置等によりさまざまなレンジで使うことができます。
4. 飛ばせる
50mm、63mm、72mmのいずれのタイプとも、やや後方固定重心の為、ブレることなく従来サイズのルアーを遥かに凌ぐ大きな飛距離が得られます。 向かい風の時はその自重のありがたさがわかります。
5. アピール力への作り込み
a. 視覚的な形状変化によるアピール
薄いボディーと「への字」シェイプはわずかなヒラ、ローリングでターゲットの魚に大きな変化を意識させるデザインとなっています。 ターゲットの魚がD-CONTACTを下から見ると、薄く・細く・か弱そうに見えていながら、ヒラ・ローリング時にシェイプがガラリと変わり、変化を意識させるのです。b. 異質の反射光
マスクとボディーでは異なるホログラムを張り込み、水中における存在感を出しました。 カラーリングもナチュラル・アトラクターの両方を考え、実用性重視のラインナップです。例えばTSとTSレーザーでは水中での反射効率が異なります。ヤマメとヤマメレーザーもまた然りです。c. ルアーのキラメキを活かすブラックリング&フック仕様
ボディー以外は無彩色のブラック仕上げ。フックはスパッと刺さる化研仕様です。