DARM 50S
信州の奥深い山間に幾本もの支流を集め、太く押しの強い流れを生む本谷川。その流れにはネイティブを思わせる渓魚も少なくない。こうした環境で生まれたのが「DARM」。激流の流芯近くまで、トップスピードでミノーを追う魚が自らの運動能力を出し切る様は、魚の数や大きさを超える何かを訴えかける。人間だけが自然に翻弄されているのかもしれない。DARMでの釣りは人と魚が究極の環境で対峙し、本来の「魚の力」を引き出せる一つの手段である。「流れを制する」がDARMの基本コンセプト。後方低重心ウェイトによる遠投性と安定性は、フィールドコンディションをスピーディに把握するためのパイロットルアーとして最適。最大の特徴である急流ダウンクロス、ダウンメソッドにおいて諦めていた「あの筋」をトレースすることが可能。広く探り、ポイントに到達させトゥイッチ。軸を意識した pivot slip on dart のヒラうちも、急流対応。破綻をきたさないミノーは、釣りに集中できる。あとは個性とイマジネーションで魚と対話して欲しい。
●ボディ ハイフロートバルサボディだから出来るハンドシェイプと浮力特性。全ては機能を最大限に引き出す為のボディデザイン。 ●ウエイト 環境に優しいタングステンウエイトをボディ下部に集中配置、安定性を高めた。 ●リップ スイミング、ヒラウチのキレを両立させたデザイン。また、深いリップ溝によりリップトラブルも軽減。 ●フック 流れに乗ったトラウトの強烈な引きに対応するべく「がまかつ Treble 13 #12」を装着。ルアーとのバランスもベストマッチ。