〇フライラインの巻き方について 少し手間は掛かりますが、シングルハンド用のDTやWFラインを使用する場合、バッキングラインをちょうど好みに巻く方法はこちらとなります。 ○ライン先端部(リーダー側)をセロテープなどで、フライリールに仮止め、リールに巻いてください。 ラインの後端部にバッキングラインを結合してください。お好みの糸巻量、85%や90%などまで、バッキングラインをリールに巻いてください。その後バッキングラインをカットします。95%等を巻いてしまいますと、移動時などで緩く巻いたときに、干渉しやすくなりますので、少な目に巻くのがお奨めです。 ○空のラインスプールケースなどに巻き直してください。 ○さらにもう一つの空のラインスプールケースなどに巻き直してください。 ※空のラインスプールなどがない場合には、小さなバケツなど円筒状の物が代用に適しています。いずれにしましても、もう一人の手を借りて、フライラインとバッキングに、ヨレが入らないように巻いてください。 ○二つ目の空のラインスプールのバッキングラインを、フライリールに結んで、巻くとちょうど良いお好みの糸巻量に仕上がります。 シングルハンド用のDTやWFのセットでも手間のかかる作業となり、ダブルハンド用ではさらに大変となりますので、効率の良いラインセットには、ライン巻きには、「第一精工・高速リサイクラー」をお奨めしております。 スペイラインのセットでは、テイップ+スペイヘッド+ランニングライン+バッキングラインとなりますが、テイップからリールに巻いて、上記同様にセットしてください。またシンキングラインとフローティングラインでは、同番手でも太さに相違があります。そのリールでフローティングラインを使用する場合には、フローティングラインにてセットしてください。