◆AWJに訊くかロッド◆ロッド
Q11 購入検討は女房のルアーロッドなのですが、今は「ufmウエダ トラウトスティンガーTSS-68Ti」を考えています。私自身はフライオンリーなのでルアーには詳しくないため、この竿に見合うようなスペックのリール及びラインのご提案そして竿、リール、ラインの合計金額のご提示をいただけないでしょうか?出来るなら、女房はリールを落とすので、高価なリールは要らないような気がします。また、ラインはPEライン?ファイヤーラインが良いような気がしています。 お手数をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。(H20.1.14北海道T様より)
A11 毎度、どうも有難うございます。TSS-68Ti:6'8" 3-12g 4-8lb。この機種をご希望ですので、対象魚とルアーをこのように想定いたしました。
対象魚:アメマスやレインボー他30-50cmくらい、 ルアー:ミノー5-7cm・スプーン3-12g他
ナイロンラインですと対象魚から、6-8lbが適当でしょうか。また障害物の多い場所や大物狙いでは10lbくらい。メーカー推奨は4-8lbですが、これは一つの目安とお考え下さい。ファイヤーライン使用では、軽量ルアーの距離を出したい際などには8lb。障害物の多い場所や大物狙いでは16lbをお奨めします。
ファイヤーラインクリスタルの太さは、8lb=1.0号、16lb=1.2号 と太さに大きな違いはありません。ファイヤーラインを自分は現在、主に使用していますが、感度も耐久性も良くとてもお奨めです。

リールです。ハイエンドモデルの必要は特にないとのことですので、軽量なUFMロッドとのバランスからもダイワ・ルビアスをお奨めします。これは最上機種イグジストに迫るフィールと性能です。抜群のコストパフォーマンスに、現在、最も人気のあるリールです。 ルビアスは自分も渓流用に1台購入を検討しています。番手ですが、コンパクトサイズがお好みでしたら2000番。巻き取りスピードを重視するなら2500番。どちらもマッチングします。
スプールの浅溝か深溝ですが、好みにもよりますが、下巻をしての使用は如何でしょうか。ぴったり巻けて良いと言うのが浅溝スプールですが、よれたり磨耗したラインをつめていくと最後の数十mは使用出来なくなってしまいます。遠投して魚が掛かってしまうと、ファイトする分のラインがないでしょうから。下巻があれば残り30-40mでも使用可能です。下巻とファイヤーラインの結び目は小さく切ったセロテープなどを貼り付けておくと、ラインが残り少なくなった際に、結び目のコブにラインがひっかかりません。またファイヤーラインをつめていき、頃合をみてラインを前後入れ替えすると経済的でしょうか。まるでフライラインのDTのようですね。
 リールを落としてしまうとのことですが、使用後はすぐに、リールバッグやタックルバッグに収納しては如何でしょうか。
タックルの合計金額、こちらは各ページのショッピングカートシステムをご利用下さい。ショッピングシュミレーションが可能ですので。
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ご注文をお待ちしております。宜しくお願い致します。
Q10 カラフトマスを知床に狙いに行くのが恒例です。遠投性を期待してS社の9フィート台にしたところ、ばらし多発を経験し、原因は口切れなのか、ロングロッドになって合わせが不十分なのかわかりませんでした。今シーズンに思い切って、ウエダのSST-82-Hにしました。ばらしは減ったのですが、やはり時に遠投性に不満が出てしまいました。ラインは14ポンド前後で、リールはdaiwaの2500番、ルアーは14g〜25g。海岸での完全なサイトフィッシングで、魚の動きを目で追いながら、ルアーを投げます。かなり神経質な魚ですので、群れに直撃してしまいますと、全く口を使わなくなるので、少し沖目に投げて群れの先頭に合わせていきます。そのようなときに、時に82ですと距離が足りなくなってしまう事も。そこで、SSTの86にするか、SLTの86もしくは90にするか迷っています。ただ、SLT-86は実物をふった感じでは、硬く、口切れをしてS社の9フィート台の二の舞いになるかと思ってしまいました。90は実物を見ていないので何とも言えません。そこで、主観的なご意見でかまいませんので、アドバイスをいただければ幸いです。自分としてはSST-86かなと思うのですが、同じシリーズを2サイズ持つのもどうかと思いますし、SLT-86より90の方がもしかすると、しなやかになっているのではなどと思っています。よろしくお願いします。(H19.12.13 M様より)
A10 ばらし多発ですが、まずはフック。甘くなった物や必要以上の大きさや強さの物は不要です。次にラインは使い慣れたものがベスト。ロッドのティップパワーですが、無論それも一因でしょうが、もしかするとフッキングの強さかもしれません。自分の感覚では、きっちりとベリーがたわむ位に、合わせています。リールドラグはかなりキツメ。ファイト中には少し緩めて、ランディングの際はもう少し緩めて。
SST-82-Hで25gスプーンは、時に少し飛距離に物足りなさを感じるかもしれませんね。SST-86では82に比較して飛距離のメリットは、そうそうありません。場所にもよりますが、より広角に狙う際には良いでしょう。SLT-86と90ですが、長さの出る分、やや90がしなやかさも出ている感じ。また86と90はかなりフィールが近く、96になるとフライロッド感覚風のアクションです。近中距離用で、SST-82-H。中遠距離で、SLT-90などが良い選択かもしれません。
Q09 現在、UFM/SPS-962SS-Ti+セルテート2500を使用しております。そこで中規模河川、小規模(あまり飛距離を必要としない場所)用にロッド購入を検討しております。現在のSPSには非常に満足しており、飛距離よりも、釣り味優先にしたセレクトをと考えております。そこで候補に上がっているのが、以下の機種です。
@プラッギンスペシャルCPS-832FX-TiAソルティプラッガーSPS-862SS-TiBスティンガーディープSST-82-Hまたは86
主に使用するのは10-20gのシャローミノー中心です。場所としては東京都内の河川中流や海域です。アドバイス宜しく御願いします。(H19.12.12 東京都S様より)
A09 UFMロッドはかなりロッド設定が絶妙と云うか、微妙。10-20gのシャローミノー中心とのことですが、実は結構、この重さでもロッド選択幅があり、迷ってしまいますね。大体の雰囲気はこうでしょうか。
@軽快なロッドワークに。最新機種ならではのシャープさとしなやかさを併せ持った機種。流れのなかでの操作感もGOOD。
Aしっとりしたマイルドなフィールがお好みなら。10-15gのプラグがお奨め。フィールド条件によっては20gはやや操作しにくい面も。逆に大場所ならば、現在お持ちのSPS-962SS-Tiが活躍するでしょうから。
B10g前後のプラグでしたら。また将来的にサクラ兼用としても。
シーバスをメインとして、汎用性を考慮すると、@かAでしょうか。Aの中弾性カーボンコンポジットのしなやかな魅力も捨てがたいものですね。SPS-962SS-Tiをかなり好んででいらっしゃるようですので、SPS-862SS-Tiでしょうか。
余談ですが、自分が今期新たに購入した渓流ルアーロッドがTS-52UL。シャープなロッドも良いのですが、落ち着いたフィールを求めての選択でした。発売されてから、この機種も随分経つものの、モデルチェンジの少なさ、アフターの安心感もUFMロッドの魅力の一つですね。
Q08 UFMウエダ・サーフェストゥイッチャーの質問です。STS-68とSTS-64ではルアーウエイトのキャパが64のほうが大きいですよね。実際のところ、68と64ではどちらがよりシャープですか。同じSTSシリーズでもマウンテンストリームは全く別物の印象を受けます。レングス以上の違いがあると想像しているのですが。来シーズン、ローウォーターの本流でアップによるハードトウィッチでスーパーヤマメを・・・と思っているのでした(笑)ま、かなり難しいですが(笑)そのためのシャープなショートロッドがあったらなぁ、なんて思っています。よろしくお願い致します。(H19.10.7 岩手県S様より)
A08 百聞は・・・ですので、画像を添付しますご参照下さい。
STS-64 LURE:1-8.5g LINE:2-5lb 繊細かつシャープな渓流用ロッドパワー。トルクはやはり渓流に適した感じ。
STS-68 LURE:1.8-7g LINE:3-6lb シャープかつトルクのある本流用。本流の流れでの操作を考慮した強さがあります。
メーカー表記からすると64の方がルアーウェイトが高く、68の方がlb表記が高くなっています。実感からすると68のほうが、64より20-30%トルクUPした感じでしょうか。10g程度のスプーンもいけそうです。もちろんゆっくり投げですが。64は繊細さが際立った感じですね。流れの強さに合わせてセレクトしてください。でも悩みますね・・・。またレングスはエンド部を除くと約3インチの長さちがいです。本流用のスーパーヤマメ狙いには68をお奨めします。

←バットの外径からも、パワークラスの違いを見て取れると思います。





←グリップの外径も68は本流、64は渓流の使用を前程とした設計となっています。
Q07 現在本流(餌釣り)で9メートルの竿を使用して本流の大ヤマメを狙っていますが、強風時は、竿が振れず、最近ルアーを考えています。 その為、何点か質問があります。
◎ルアーは強風時でも、あまり影響はありませんか?
◎まったくの初心者ですけど、本流で大ヤマメを狙う(初心者用)おすすめタックルを教えていただけないでしょうか? (H19.5.31 しの様より)
A07 ルアー釣りはある程度の風でしたら、特に問題はありません。例えば7フィートクラスのロッドですと約212cmの長さですので、餌釣りの竿に比較し遥かに軽快です。本流ヤマメ用のタックルですが、7フィートクラスロッド+中小型リール+ライン1.5-2号クラスで良いでしょう。ルアーはミノーが50-70mmクラス、スプーンでしたら5-10g前後が適当です。当店のフィールド情報なども参照下さい。
 今まで攻め切れなかった条件で、きっとルアーに大ヤマメがかかりますよ。
Q06 九頭竜でウエダのロッドをミノー主体にスプーンも使用したいのでラックスを考えているのですが、どのあたりのレングスが良いと思われますか?82、86あたりのレングスで考えているのですが、86では硬すぎてミノーの飛距離が落ちる気もいたします。過去の返答では北上川は86が人気のようですが、スプーンを遠投するケースに使用されているのでしょうか?
(H19.2.12 TM様より)

A06 ラックス86でミノーの飛距離ですが、ディープと比較しても全く落ちません。ディープとラックスをちょっとまとめると、
ディープ:ミノーの使用がメインでしなやかで軽快なキャストフィールを求める方の使用が多い。
ラックス:ミノーと高比重ルアー(スプーン、Dコンタクト、バイブ)の使用でシャープなハリのある強めのロッドが好みの方に愛好者が多目。
こんな感覚でしょうか。参考までに表を作成してみました。

機種名
ルアー対応ウェイト(g)
メーカー推奨ライン(lb)
参考標準自重(g)
SST-82H
5-23
6-12
115
SST-86H
7-25
6-12
124
SLT-82H-Ti
5-25
6-12
119
SLT-86H-Ti
7-28
6-12
126
CPS-832FX-Ti(EVAグリップ)
5-25
8-12
149
CPS-862EX-Ti(EVAグリップ)
5-25
6-12
161
SPS-862SS-Ti(コルクグリップ)
5-20
4-10
138

 如何でしょうか。ディープとラックスではブランクマテリアルは違うものの、ガイド・グリップ・リールシートはほぼ同一仕様です。同一レングスの86の比較ではマックスルアーウェイトが3gの違い。参考標準自重では2gの違いです。この自重の違いでは、いくらウエダの高度な製造技術をもってしても、ブランクマテリアルだけを変えてハイパワーにすることは無理でしょう。ラックスのブランクを更に肉厚にすれば、可能でしょうが、そうすると自ずと自重は増加しますよね。ラックス82と86の比較でも、かなり微妙に悩ましいところですね。Q14でもレングスの質問が有りますので、ご参照下さい。
  ディープ=サクラロッド、ラックス=サーモンロッドというイメージが強すぎる感があります。ラックスよりパワーをというと、もちろんシーバスロッドですよね。ガイド・グリップ・リールシートなどが異なりますので、一概に比較は難しいですが、あきらかにトラウトロッドとは自重が異なります。ランカーシーバスを想定してのデザイン故でしょう。自分の感覚ではあくまでもラックスは強めのサクラロッドです。
 「ロッドが硬いとミノーの飛距離が落ちる」と心配されているようですね。ラックスより更に硬いロッドCPS-792FX-Tiも自分は、サクラとリバーシーバス兼用にも使用しています。この強さでもミノーの飛距離ではディープやラックスにも劣ることはありません。
これのルアーウェイトの違いによるフィールは、
ミノー(約10g):強いロッドの為、長時間キャストでは軽快さは望めず。
Dコンタクト85(約14.5g):このウェイトから上がやはりマッチします。どんな厚い流れのダウンクロスでもOK。
スプーンなど高比重ルアー(約15-25g):抜けの良い素晴らしいディスタンスキャスト性能。どんな深度のディープミノーも楽々操作。
 CPS-792FX-Tiのメーカー推奨ルアーウェイトは、5-23gです。が、これはあくまでも一つの目安。好みもありますが、自分の感覚では15-25gくらいがマッチする感じですね。
 少しは参考になりましたでしょうか。色々と思案するのも釣りの楽しみですね。自分もラックスのベイトを注文しようか、エキスパートカスタムのベイトも使ってみたいしなぁと思案中です。

Q05 本流でのミノーイングでの使用ですが、UFM・STS-72SIかSTS-68SIのどちらにしようか迷ってますが、どちが使い勝手がいいかアドバイス頂けたら幸いです。使用は中国地方の河川(あまり大河ではない)を想定しています。現在はTSS-64を使用してます。
(H19.2.10 I様より)

Q05 多くの方が、始めに川の規模からロッドの長さを考える傾向にありますね。どんなタイプのロッドが良いでしょうか。反対に質問させて戴きます。
対象魚:狙うサイズは?30-40cmのトラウト?プラス50-60cmのレインボーやサクラも視野に入れて?
河川規模:川幅も当然ですが、その川のベストシーズンの水勢の強さと深度は?
使用ルアー:瀬をメインにショートリップのミノー?ヘビーシンキングミノーやディープミノーのクロス&ダウンストリームも想定?
使用タックル:現在使用のロッドのどこに物足りなさを感じるか?
 参考までですが、4インチ長くなると約10cm当然長さが増します。これはSTSの場合は同時にリアグリップ長も増えています。リールフットのステムは中指と薬指の間にはさむと思いますが、そうすると感覚はおおよそ7.5cmティップレングスが増えているといった感じです。実際、レングスとパワー選択は微妙なところですが、釣行河川の水の強さとメインルアーから考慮すると絞込みに役立つでしょう。
  ちなみに自分の本流ヤマメタックルは、10gスプーンやDコンタクト63、70ディープミノーの使用がメインで、
SSS-77:湖とスーパーヤマメ兼用のオールラウンダー。大分使ったのでまもなくお疲れ様ですね。
STS-74Si:シャープかつUFMらしいしなやかさを併せ持つロッド。サクラ用のラックスのライト版といった感じ。
EXC630LM: 川幅の狭い所や樹木の覆い被さった狭い場所用。購入したばかりで、まだ良い魚には出会えていませんが。

Q04 小規模河川のサクラロッドを検討中です。パワーのあるショートロッドでイトウクラフトのEXC630LMをブルックさんで購入予定しております。フィーリングはどんな感じでしょうか。(H19.1.15 岩手県I様より)

A04 エキスパートカスタムEXC630LM、素晴らしい選択ですね。ようやく、店にもある程度の在庫をおけるようになりましたので、実は自分も昨年の9月購入しました。湖と本流のスーパーヤマメ兼用でSSS-77、STS-74などを使用していましたが、6フィートレングスで、7フィート台のパワーのあるロッドの使用を検討していました。川幅の狭い所や樹木の覆い被さった狭い場所用にです。
 ショートレングスでパワーのあるロッドですが、カチカチに硬いかと云うとそんな事は全くありません。ちょっと使用感覚をまとめると、
ティップ:しっかりと軽めのルアーでもベンド。例えば蝦夷50Sも充分にコントロールキャストし易い柔軟性を持っています。
ベリー:長さからするとやや固め。しかしこのやや硬めのベリーがミノーの動きのキレ感をより一層引き出します。
バット:スーパーヤマメ兼50-60cmサイズを狙うロッドと考えるとジャストなパワー感。これは自分が硬めが好みという事もありますが。
使用ルアー: 6-8cmミノーや10g前後のスプーンにぴったりで、ルアーのディスタンス性能も7フィートロッドにひけをとらず。
キャスト感:弾道の低いライナーキャストがしやすい。ショートグリップもあいまって狭い場所でのバックハンドキャストもしやすい。
こんな感覚でしょうか。しなやかなUFMに比較すると、硬質な感覚ですが、小規模河川にぴったりのサクラロッドとしておすすめします。

Q03 北上川のサクラマス用のロッドの新規購入を検討中です。現在、某社のロッドを使用していますがパワー的にやや物足りません。UFMのラックスかディープのどちらかにしようか、悩んでいます。ラックスでは硬すぎてバラシが多くなりますか。またおすすめの長さはどうでしょうか。(H19.1.7 仙台市M様より)
A03 ラックスはメーカーカタログでは、とてもパワフルなサーモンロッドのように説明されています。が、ディープに比較し10%くらいパワーやシャープさがUPしたフィーリングです。もちろんサーモンにも適合しますが、充分に普通サイズのサクラマス釣りに対応するポテンシャルがあります。「硬すぎてバラシ」ですが、UFMらしい、ショートバイトを弾かないしなやかなティップはラックスでも顕在です。ミノーゲーム主体ならディープ。ミノー主体にスプーンなどの高比重ルアーも考慮するとラックスでしょうか。長さですが、北上川をメインとすると当店では86が最人気ですね。
ラックスの長さの印象です。
77・・・最もラックスのシャープさが際立つ長さ。取り回しの軽快感が素晴らしく、ルアーの飛距離も8フィートクラスに劣らず。少々変わり者の自分も愛用しております。
82・・・これも素晴らしく軽快。ルアーの操作性重視するなら、きっとあなたの繊細なロッドワークが冴えることでしょう。これで北上と中規模河川を兼用するのも宜しいでしょう。
86・・・8フィート位に感じる程のハイバランスで、当店では最人気レングス。
90・・・ロングキャスト&広角の攻めに。ちょっとばかりマニアックかもしれませんが、やや長い86といったところ。リヤグリップの長さは好みでしょうか。大場所や増水時のスペシャルロッド。
96・・・90まではかなりコンセプトが共通している感じがするものの、さすがに96はシャープさよりもパラボリックなフィールがやや強い感じ。しっかりバットにルアーウェイトを載せてやると凄まじい飛距離に。さらにワイドアングルで攻められますね。これも自分も愛用しております。

先日、釣り仲間とロッドの話をしており、こんな方がおりました。「82ディープと86ラックスの2本セットで、かなりの状況カバーできるねぇ」。これには自分も全く同意見です。あくまでも参考までですが・・・。
Q02 これまでシーバスやロックフィッシュを楽しんできましたが、昨年から渓流でのミノーイングを始め、ロッドを新調したいと考えています。そこでですが、場所を広瀬川と想定した場合、おすすめのロッドはありますか?ちなみに、シーバスではウエダのCPSシリーズを使用しています。よろしくお願いします。(H18.02.05 宮城県 ひろっち様より)

A02 こんにちわ。UFMでいうなら、渓流域でノーマルリップミノー使用ならSSS-60,シンキングやディープも対応ならTSS-57や60あたり。もっとショートレングスというのでしたら、SSやTSシリーズ。使用するルアーと使い方,釣り場からパワーとレングスを選ぶのが良いかと思います。それとブランクマテリアルやテーパーはある程度は好みになるでしょう。
  中流のスーパーヤマメ狙いにはTSS・SSS・STSの各シリーズ。68〜77の長さがお勧めです。釣りくだり、クロス&ダウンの釣りが多くなりますので、リーチはあったほうが良いでしょう。SSS・STSの説明はA.6にも少しかいてあります。ご参照下さい。一本目におすすめはしなやかで扱い易いはSSSでしょうか。
  また最近はイトウクラフトのエキスパートカスタム、エムアイレのトゥイッチンも人気上昇中ですね。各社カタログも入荷中ですので、またUFM、イトクラフトなど各機種在庫しておりますので、お近くのようですから、是非実物を見て較べてご検討下さい。百聞はなんとやら、ですから。

Q01 先日、サ−モン釣り用にオリジナルスプーンを購入した者です。その節は、ご親切にアドバイスを頂き有難う御座いました。 9月に忠類川、茶路川へ、先月は寒河江川、木戸川へ、そして今月は手取川と釣行を重ねて参りました。その結果、北海道では、アクアマリンの17gがとても良く、それ以外はファイア・ワークスの10gが当たりました。特に、木戸川では、お蔭様で5kgのオスを始めとして20尾釣ることが出来ました。本当にファイア・ワークスは良く釣れると思います。来年も宜しくお願いします。その際は、パープルレインも是非購入したいと思います。ところで、木戸川で、ロッド(某社8’6”)のティップの折れてしまいました。ランディングの際の強引な寄せすぎとリールのドラッグが強すぎたのが原因と思われます。そこで、ロッドを新たに検討しているのですが、ウエダのSPS902SS−Tiは無理でしょうか。スプーンは使いにくいのでしょうか。また、シャロー専用かもしれませんが、ラックスやディープではなく、何故かSPSを使用してみたいのです。もし、可能なら使用上の注意点も含めてアドバイスをお願いします。(H17.11.19 東京都 O様より)

A01 お褒めに預かり恐縮です。有難うございます。素晴らしくサーモンフィッシングを満喫されたようで、ブレイクしたロッドも本望だったのではないでしょうか。
 きっとロッドの破損は疲労からと思われます。使用するうちに自然にロッドは初期性能を失っていきます。なかなか気がつかないのですが、重めのルアーが以前より飛距離が出なくなったり、リトリーブにロッドが負けるような感触が出てくる筈です。新品と比較するとはっきり分かる位です。自分も数本のロッドをローテーションして使用して、長持ちするように努めています。同じくリールも複数台使うと消耗をかなり防ぐことが可能ですね。
 1シーズン目で、ティップを破損交換。2シーズン目でバットを破損交換。結局2シーズンで新品?かなりサーモンを釣り、かつパワーファイトする方で、こんな方もいらっしゃいます。そうそう滅多に折れるものでも無いのですが。
 サーモン用にはシーバスロッドを検討されている方も実は結構いらっしゃいますね。今年のようにタフコンディションで、ライトウェイトスプーンが必要ならラックスが活躍するでしょう。が、状況も良く、で、連発ヒット、パワーファイトをするのでしたら少し勿体無い気もします。そこでよりタフなシーバス用のブランクも良いですね。土地柄から、シーバスをメインで秋はサーモンでしょうから。SPSでスプーンの使用は全く問題ありません。しなやかな懐の深い操作性の良いロッドですから。メーカーではシャローゲーム用と銘打ってますが、それに囚われることもないでしょう。自分なりのフィールドでお好きな使い方をお奨めします。自分はスーパーヤマメのスプーニングにも本来ミノー用のSSSやSTSを愛用しています。SSSではしなやかでバラシも少なく、STSは細かなスプーンのアクション付けに優れ、シャープなブランクはボトムや流速変化の感知能力に長けていますので。
 SPS使用の注意点と言うことですが、どのロッドもそうですが、シッカリとロッド全体をしならせたキャスティングと、ランディングの際はグリップを返し体の後方に持って行きロッドティップを後ろ向きにしない事でしょうか。魚は岸やネットに近づくと最後の抵抗をする時もありますので、寄せに入るときドラグを数クリック緩める(ラインも短くなってタメも利きませんから)のも一つのやり方です。
 余談ですが、使用後のメインテナンスは軽くぬるま湯で洗い、タオルで拭く程度で充分ですね。特に汚れるのがガイド周りですのでこれは綿棒で綺麗に泥汚れを落として下さい。またロッドブランクには各社からUVカットなどの効果のあるケアグッズが発売されています。フェルールの緩みと磨耗防止にはフェルールワックスなども有りますので活用されては如何でしょうか。

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