◆AWJに訊くか◆キャスティング
Q01 ルアーのキャストが下手で一投目で狙ったポイントに入れることが出来ません。良い練習方法などありますでしょうか。
(H17.08.31 富谷町のG様より)

A03 誰しも釣り場に到着すると、多かれ少なかれ気がはやります。慣れた川であったら、「あの流れの大岩の蔭、いい岩魚が雨の後に必ず付くんだよな」とか。初めての場所であったら、「流速も水色も良さそう。あそこの水深にいい石が入ってる。いるだろ。釣れるだろう」わくわくする状況です。
 そして、核心ポイントに、キャスト。早朝で、身体もまだ硬くぼんやりした状態(自分だったらキット昨日のアルコールが残っているかな)。モーニングは距離感もつかみ難く、おまけにニューモデルの購入したばかりのミノー。狙うはピンポイントのさらにピンへ?これでキャストが決まるのはよっぽどでしょうね。
 ならば感覚とリズム、キャストイメージがつかめるまでの数投は本命ポイントをハズしましょう。ミスをしても場を荒らさずに済みますから。
 チェックポイントは、
●まず使い慣れたルアー(垂らしは一定に)。
●ロッドブランクの軌道は一定に(キャスティングの基本はオーバーヘッドキャストです。バックもフォワードも同じ軌道で )。
●スイングスピード(きっちりブランクをバックキャストで曲げ、溜めて前方に開放する感じでしょうか)も一定に。
●ベイトリールであれば、リールに合ったリズムも有ります。
●少ない力と動作で。( タックル性能を引き出したキャストはより少ない力で滑らかに飛距離、正確度も増すでしょう。少ない力で、かつ動作を単純にして見ては如何でしょうか。)
●頭と目線も意識して(あごが上下したり、目線が一定せず、さらに肩や腰まで回す方もいるようですが、おすすめしません)。
 こんなところでしょうか。少しイメージしてキャストするだけで、かなりスムースになるでしょう。

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