◆AWJに訊くか◆リール

Q02 まだタックルバランスの件でもやもやがとれず、更にお聞きしたいことがあります。CPS−FXとSLT-96H-TiにステラSW5000HGを使用されてらっしゃいますが、これはどのような効果を狙ってるのでしょうか?私がセルテートの3000又は同Rカスタム2500の使用を考慮していたのは巻き上げ力のアップと、3000番の場合ですと、スプール口径のアップによる12ポンドのナイロンラインの使用感の向上を目指すためでした。今一番気になるのは、新しいステラの3000HGもしくは4000Sになります。今現在所有のスティンガーディープ82はサケやシーバスにも兼用して使用して、そろそろ引退させてやろうと考えており、新しいロッドは、現在のロッドよりもう少し強く、長いロッドを選ぶ予定ですので、バランス的には問題はないように思います。この新しいステラについて色々とアドバイスを頂けましたら、幸いです。実は、ひそかに九頭竜解禁前に北上川への釣行を計画中ですが、やはり1月は厳しいのでしょうね。(H19.11.05 TK様より)

A02 毎度、有難うございます。参考になれば幸いです。
>CPS−FXとSLT96にステラSW5000HGを使用
遠投性能と抵抗の強いルアーをスムースに巻き上げる為。 先週の木戸川の鮭にもCPS−792FXを使いましたが、パワーゲームにはまさに最適。このときは奮発してEXIST3000を合わせて見ましたが、実に素晴らしい操作感と軽さでした。
>新しいステラの3000HGもしくは4000S
巻き上げスピードを重視なら3000HG、耐久性を重視なら4000Sでしょうか。頻度にもよりますが、オーバーホールをしっかりとメーカーに依頼するのであれば、耐久性も特に気にすることは無いかもしれません。さらに旧型に比較しマスターギアの耐久性が50%UPしているとメーカーも謳ってますので、 お好みで選んで間違いないでしょう。自分も確かに3000HGは気になる機種ですね。
自分はファイヤーラインを使用していますので、ナイロンに比較するとギアやベアリングの消耗が早いため、パワーゲームにはSW5000HGを使用。通常は、01ステラAR3000、04ステラC3000。07ステラ2500も今年の夏から本流山女に試してる最中ですが、旧型よりやや剛性感が上がったかなという感じです。メカの耐久性はもう少し使わなくてはわかりません。
>今現在所有のスティンガーディープ82
サケやシーバスにも兼用は、普通に使用であれば問題は全くありませんが、ハードに使うのは少々もったいないです。サケやシーバスにも兼用はシーバスロッドをおすすめします。
>北上川の1月
本格的な溯上は未だで、かなり困難です。可能であれば北上川のベストシーズンの3月下旬から4月半ばがお奨めです。
Q01 タックルバランスについて質問です。ラックスSLT-77H-Tiにステラ4000HGを組み合わされて使用されているようにお見受けできますが、重量のバランスやリールのスプール外径に対する、ロッドのガイドとのバランスはいかがなものでしょうか?当方、来シーズンにサクラマス用のリールを新調しようと考えており、セルテートの2500、2500R、3000のいづれかと考えております。ロッドはスティンガーディープの82ですが、5月以降(当方は九頭竜川での釣行がメインとなります)のアクション重視に7フィート台のラックスやCPS−FXの79等も手に入れたいと考えております。以前使用していたリールはトーナメントエアリティの2500でした。重量は非常に軽く身体の負担は極めて少なかったのですが、もう少し巻き取りが強いリールが良いように感じておりました。また、3000番台の巻き取り長(81センチ)の効果も気になるところです。アドバイスよろしくお願い申し上げます。(H19.10.12 TK様より)
A01 初めに、もしフィールド情報の使用タックルに記載間違いがあれば、御免なさい。自分の最近のサクラ用のメインタックルはこうです。
ヘビースプーンやバイブなど高比重ルアーを遠投。流速のある際に。
CPS792FX-Ti ステラSW5000HG
スプーンやDまたはMDミノーなどで遠投性を求め、かつ広いアングルをサーチ。
SLT-96H-Ti ステラSW5000HG
近中距離に重点を置き、軽快な操作性を考慮して。自分の腰痛の軽減に。
SLT-77H-Ti ステラC3000クラス
正直、あまり一般的なタックルセレクトとは言えないでしょう。さらに以前はベイトタックルオンリーだったり、少し変わったタックルを好む傾向が自分にはありますので。「こんなタックルセレクトでこんな釣りもあるな」程度にお考え下さい。
ディープの82をお持ちでしたら、ダイワがお好みのようですので、ダイワをセレクトし、このようなお奨めはいかがでしょうか。
DまたはMDミノーのオールラウンダーのメインロッドとして。 SST-82H ルビアス2500またはセルテート2500
増水時などに、パワーがもう少し欲しい際などに。大場所にも。 SLT-86H-Tiなど セルテートまたはルビアス3000
瀬のシャローミノーを中心としたミノーゲームに。 STS-801Siなど イグジストまたはルビアス2500クラス
 5月以降のアクション重視とのことですが、瀬のシャローミノーを考慮すると、釣り場によって変わりますが、水押しが強ければSLTやSST。また強い流れのダウンクロスでディープミノーを想定した際はCPS792FX-Tiも場所によっては活躍するでしょう。そうでもなければ、一般的にお奨めはSTS-801Siでしょうか。とても軽快なロッドアクションで、連続的なキャストとトゥイッチングでも疲れ知らず。リールは軽量のイグジストまたはルビアスがマッチするでしょうか。
 ラインの巻き取りスピードです。好みもあるでしょうが、特に自分は70cm前後の巻き取り速度に不満は感じられません。速度より、リトリーブ抵抗の強い際には、確かに大き目ボディのリールは巻き取りがスムースです。ロングロッドやパワーロッドには3000番が宜しいでしょうが、SLT-77H-Tiあたりでは2500番程度がベストでしょう。
 リールの重さですが、セルテート3000はちょっとヘビーな感じがします。ロッドが軽量なUFM・SST-82Hですのでタックルバランス的に重いかなと。もちろんこういったセッティングも面白いでしょう。
 リールのスプール外径に対する、ロッドのガイド。1番手違いですので、これはさほど気にする必要はないと思います。重さとボディの大きさを中心とするバランスをメインにセレクトした方が良いかもしれません。またリールはギアやベアリングを始め、消耗するものです。数台のリールを上手く使い分けて長持ちさせたいものですね。実は自分もイグジストかルビアスの購入を思案中です。
戻る